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ありがちだから奇跡

why can't take my eyes off you

雨の降る夜、春の風

 ※重苦しい記事がふたつも続いてごめんなさい。

 

わたしは今日、日付が変わったので正しくは昨日の夕方まで、ジャニーズJr.は突然いなくなると思っていた。突然姿を消してしまうものだと思っていた。実際昼に記事を書いた。

私の知っている人は皆そうだった。突然いなくなって、みんな動揺して、月日を経て察していくものだった。退所する報告は事務所からしてくれないし、本人からも知る由もなく、なんて無責任な、といつも思っていた。

 

 

 すこし、前の話をしようと思う。

 

 2015年の8月。

7月に関西Jr.のことが好きになったので、この頃すこし東京Jr.にも興味を持つようになって、滝チャンネルを観るようになった。見始めてすぐ滝チャンネルは終わってしまったけれど、ひとつ、私が凄く印象に残っている回がある。みんなでオムライスを作って、だてさまに判定してもらう、という企画。そのメンバーに当時特別好きな子がいたわけではなかったが、あの滝チャンネルは無料期間中、何回も見返した。そして、見る度に笑った。高校生の男の子たちがオムライスを慣れない手つきで作る姿がとても可愛らしかった。その時オムライスを作っていたメンバーに、颯くんがいたことを、先日知った。

 

2015年の秋頃。やっとガムシャラを見るようになった。ずっと私の地方では放送されていないと思い込んでいたが、放送していることを知ったのはたぶん秋くらいだと思う。そうして、お気に入りの子が何人か出来た。その中にも、颯くんはいた。

 

2016年の春、クリエがあることはうっすら知っていたが、颯くんがメインで曲を披露していたことなんて全く知らなかった。きっと知っていても東京には行けなかったと思うけど、行っておけばよかった。

 

そしてこの頃、顕嵐ちゃん目的で、近キョリ恋愛〜season zero〜のDVDレンタルをしてきて、ひたすら観ていた。何度も何度も繰り返し見た。ジャニオタでない友人も顕嵐ちゃんにハマり、夏には友人と一緒に近キョリ恋愛の鑑賞会もした。

顕嵐ちゃんと共に映る男の子達。岸くん、ながつ、田島くん、そして颯くん。そう、青春ボーイズ。みんなが笑っていて、素敵なドラマだった。こんな学校があればいいのに、と心から思った。

 

 

夏、中島健人くんのソロコンがあると聞いて、行きたいなと思った。けれど周りにSexy ZoneのFCに入っていて同行者にしてくれるような友達がいなかったので断念した。当時、颯くんが、ましてや岸颯でバックにいることは知らなかった。まだまだ何も知らなかった。どうにかして行っておけばよかった。

 

 

そして冬、1月の終わり

以前書いた記事の通りきっかけはよくわからないが、颯くんに改めて恋をした。ガムシャラのディスクを引っ張り出してきて、颯くんのいる回は残しているかと、隅から隅まで確認した。そしてセンス王の回を見つけた。腹話術で「わたしのお小遣いよ!!!!」と叫ぶ颯くんが凄くツボで、何度も何度も見返しては笑った。その後のアフレコ体験では、女の子の役を見事にこなした。美勇人と抱き合う姿に、何度もニヤニヤした。

ラグビー体験では「運動神経バツグンの颯は…」と紹介されていて、この子は本当に何でもできるんだなと思った。

 

同じように少クラもディスクを引っ張り出してきて漁った。まず心当たりがあったのは、2015年11月の、松島聡くんのBYAKUYAのバック。NEWS担でもある私は聡ちゃんがBYAKUYAを歌ってくれるのが嬉しくて嬉しくて、編集してしっかり残していた。すぐに当時のディスクを取り出し、見てみた。それはそれは凛々しい颯くんが踊っていた。綺麗なダンスだなと思った。そして何度も何度も見返した。最後のお辞儀のとき、誰よりも丁寧に頭を下げていた。あぁ、この人は本当に出来る子だなと思った。

 

当時はらぶとぅんに増員した顕嵐ちゃんに気を取られていたFirebeatに、かっこよくヘッドスピンをしたり、ながつと一緒にアクロバットしたり、とにかくかっこいい颯くんがいることに気づいた。2016の春休みスペシャルの少クラでは、冒頭で、ニコニコ笑いながら踊る颯くんを見つけた。可愛くて可愛くて、つい動画に収めた。夏ごろの生放送は編集をせず丸々ダビングしていたので、颯くんが沢山残っていた。GUTS!ではニコニコきゅるるん笑顔で踊っていて、こんなに笑いながら踊る子がいるのかと驚いた。愛想曲で刀を振る颯くんは人一倍綺麗で、美しかった。

 

某tubeで、テレビの占いランキングを紹介する颯くんの動画を見つけた。2016年1月のものだった。アナウンサーさんに「埼玉県出身の17歳!颯爽の颯と書いて颯くんです!」「キャスケットが良く似合う!髙橋颯くんです!」なんて紹介されていて、とても愛されてるなと思った。人から愛される子なんだと思った。コロコロ笑顔の表情を変える颯くんは本当にプロそのものだった。最後はニコッと目を細めて笑った。素敵な人だなと思った。

 

 

そして春。

雑誌3誌にお名前が載っていなかった。まさかとは思ったが、信じることにした。お友達と、信じようねって言い合った。きっと受験の何かだろうと。でも、薄々気づいていた。真面目な颯くんだから、きっと、進路について真剣に考えているはずだから、この状況じゃダメって思ってしまっていないかと心配だった。

 

 

今日は、朝からポカポカした天気で、とっても気持ちよくて、つい昼過ぎまで寝てしまった。きっと、昨日の疲れが溜まっていたからだろう。昨日は友人と映画を見に行った。いつか颯くんも映画に出たらいいなと思った。その時は絶対何回でも見に行こうと思った。

 

そろそろ私は颯担を名乗ろうかと考えていた。以前あれだけ颯くんを宣伝する記事を書いておきながら、まだ何も言っていなかった。担当は増える一方だけど、みんな違ってみんな良くて、好きな人が増えるのはとてもとても嬉しくて、幸せも増える一方だった。

 

昨日の朝、駅に自転車を留めたままだったので、今日は自転車を取りに、駅まで歩いて行った。普段は自転車で通る道を歩くのは少し新鮮だった。普段の2倍ほど時間がかかった。小雨が降っていたが、気にせず歩いた。

 

駅につき、駅前の本屋に入った。ドル誌が並んでいた。そうか、もう早売りの時期か、と買うと決めていた中丸くん表紙のWiNK UPを手に取った。中をめくった。当然、颯くんはいなかった。他の雑誌も見た。でもやっぱり颯くんはいなかった。なんだか悲しくなって、先に発売されていたMYOJOを手に取った。何度も見すぎて颯くんのいるページは把握していた。元太くん、松倉くん、嶺亜くんの真ん中で、くしゃくしゃの笑顔でダブルピースをする颯くんを見て、安心した。颯くんはここにいる。確かにここで笑っている。わたしの大好きな笑顔だ。そっとMYOJOを閉じて、中丸くん表紙の雑誌を購入した。

 

家に帰って、録画していた本田望結ちゃんゲストのおしゃれイズムを見ながら、遅めのおやつを食べた。前に買ったチョコクロワッサンとカヌレが凄く美味しくて、思わず美味しい〜と口に出した。ふとTwitterを開いた。急におしゃれイズムの内容が入ってこなくなった。この感覚は、田口くんのあの日、赤いコートのあの日以来の、同じ感覚だと思った。テレビの向こうではみんな笑っていた。私は手が震えて心臓がバクバクして、まったく笑えなかった。

 

 颯くんがジャニーズJr.でなくなってしまうということは多分事実なのだろう。その時が近づいているのは薄々勘づいていたが、いざ来ると、もう訳がわからない。頭が真っ白になった。

 

颯くんに高校卒業おめでとう、というファンレターを出した方のツイートを見た。颯くんは自分の言葉で、去ってしまうことを手紙で伝えてくれたそうだ。ジャニーズJr.は、突然姿を消してしまうものだと思っていた。訳の分からないまま、いなくなってしまうのだとばかり思っていた。だけど颯くんは違った。自分の言葉で、「ありがとう」と言ってくれた。ちゃんと伝えてくれた。

 

なんて素敵な人なんだろう。

なんて立派な人なんだろう。

最後まで、嫌なところが見つからない人だ。ひとつくらい、ダメなところを見せてくれても良かったのに。彼の去り方はあまりに完璧で、私にはひとつも言い返す言葉が思い浮かばなかった。

 

それから、震える手でファンレターを書こうと決心した。届かないかもしれない。でももう何でもいいから、可能性があることはしたかった。以前からファンレターを出そうと思っていたのに。先延ばしにしたことがいけなかった。

 

昨年の春、康二くんにファンレターを書いた時、Loftで買ったカメラのレターセットを取り出した。康二くんはカメラが趣味だから、似合うと思って買ったものだった。封筒は黄色だった。それは颯くんの好きな色だった。

 わたしは昔から、読書感想文でも何でも、下書きが嫌いだ。ブログも、ねちねち書いた記事より、結局一発で書き上げたもののほうが良い出来になった。そのクセのお陰で、溢れ出る気持ちをそのまま綴ることが出来た。

ダメなところが何ひとつ無い颯くんに、「辞めちゃうんですね」なんてマイナスなことは言いたくなかった。だからプラスの事だけを書いた。とにかく感謝を伝えようと思った。まずはじめに、高校卒業と、大学入学をお祝いする文を書いた。その後は、スラスラと手が動いた。最後のほうに、「笑顔で、信じた道を突っ走ってください。」と書いた。便箋をちょうど2枚で終えることが出来た。これ以上長く書くと感情的になってしまうし、颯くんに迷惑になると思った。レターセットの付属の、smile smile と書かれたシールが1枚残っていた。笑顔な颯くんにぴったりだなと思って、すぐに封筒に貼り付けた。

 

そのあと夕食を食べた。かろうじて喉は通るものの、心臓がバクバクして吸い込まれそうに気持ちが悪い、夕食だった。

 

夕食を終え、封筒に宛名を書いて、すぐに出しに行こうと思った。一刻も早く届けたかったし、一刻も早くこの手紙を手放したかった。22時半ごろだった。玄関のドアを開けると、雨が降っていた。それは冷たい雨ではなくて、あたたかい春の風に包まれた雨だった。

急いで傘を取って、郵便ポストへと向かった。傘をさして、手紙が濡れないようにとしっかり手に持って歩いた。ポストの前に着くと、小さく 颯くん、大好きです、ありがとう、届きますように、と呟いてみた。誰もいないのに少し恥ずかしくなった。そして、涙が出そうになった。

 

涙をこらえて来た道を戻った。風があたたかくて、雨の音も気持ちよかった。

少しでもこの風を感じていたくて、エレベーターではなく外に面した階段を使って家に帰った。いつもは辛い階段も、あっという間に登り終えた。

この春の風と、雨の降る夜を、わたしは一生忘れられないのだと思う。そして忘れたくない。

 

最後まで、素敵な人だった。最高な人を好きになってしまった。好きになってよかった。髙橋颯くんは、本当に本当に最高に最強で美しい立派な人だ。

ジャニーズ事務所に入って、青春をアイドルに捧げてくれてありがとう。本当に完璧すぎるアイドル。颯くんのことは一生忘れない。

 

颯くんは生まれた時から素敵な人だ。颯くんの名前の由来は、もともと「風」くんになる予定だったふうくん。でも、生まれた時に全然泣かなくて死んじゃいそうだったから、親御さんが「しっかり立って歩いていける人になりますように」と願いを込めて、「立」という字を付けた。そして、本当はフウとは読まない漢字の「颯」で「髙橋颯」くんになったという。

 

生まれてきてくれてありがとう。しっかり立って、一歩一歩、歩んできてくれてありがとう。しっかり立ってガッツリ踊る颯くんのダンス、大好きだよ。本当はもっと見たかったよ。実際に生で見たかったよ。

 

でもいつか会える気がする。わかんないけど。どこかでまたきっと、会えると信じているよ。この声が、届きますように。

 

さっき不意に、さくらガールを思い出しました。ちょうど、昼間に駅に向かって歩いている時、聴いていた曲。

突然の出会い 教室で2人 なんてことない台詞ばかり でも僕にとっては全部忘れない きっと一生忘れない

散りゆくから綺麗なんだってさ そんな事知らない僕に何が出来たって言うのさ

 

さくらのような 君でした 春のような 恋でした

いつまでも 続いて行くと そんな気がしてた   風が吹いて散るように はらはらと散るように あの風が連れ去ってゆく 待って 待って 僕のさくら さくら…

 

 

言葉にならない君の「さよなら」にまだ受けいられないことばかり

でも僕の前にもう君は見えない 抜け殻さえ粉々に

儚いから綺麗なんだってさ そんなこと灰色になった今 聞きたくないのさ 

 

本当に颯くんは、わたしにとってさくらボーイだった。一瞬だった。春のような恋だった。でも、この曲とひとつたけ違うところがある。颯くんの抜け殻は粉々になんてなっていない。綺麗なまま残っている。

 

本当に本当に、素敵な人を好きになれてよかった。これは何度でも言える。こんな人を好きになれて、なんだか誇らしいほどだ。

 

ジャニーズJr.の髙橋颯くん、本当にありがとうございました。6年間おつかれさま。これからも、颯くんの信じた道を、笑顔で、突っ走ってください。ずっとあなたを応援しています。